【2021年9月~10月】~おすすめビジネス・実用書~
本日は、9月~10月に読んだビジネス・実用書の中で特に学びにつながった4冊をご紹介したいと思います!
「教える」ということ
先がまったく読めない時代に必要な「社会を生き抜くための武器」とは何か。
日本を救う「尖った人」を増やすには、どうしたらいいか。
我々は何を、どのように後輩たちに継承するべきか。
「教える」「教育」を切り口にして、日本の最重要課題に切り込む。
ライフネット生命の創業者であり、現在は立命館アジア太平洋大学(APU)学長をされている出口治明さんの書籍。「教育」の本質、現在の課題が提示されています。
何のために「学ぶ」のか。親として、子供にどのような学ぶ環境を用意したらよいか。
親になったからこそ深く考えさせられました。
子供になんで勉強しないといけないの?と聞かれすぐ答えられますか?
「う~ん」となった方は、一度この本を手に取ってみてください😊
きっとヒントが得られると思います。
世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?
世界的に高名な美術系大学院に幹部候補を送り込むグローバル企業、早朝のギャラリートークに参加している知的専門職の人たち…。彼らはいったい何を求めているのか? 世界のエリートがなぜ「美意識」を鍛えるのかに迫る。
山口周さんのベストセラー本。
ビジネスの文脈で「美意識」を語る切り口が新鮮で興味深く読み進めました。
これからの時代、これまで重要だとされてきた「ロジック」だけでは必ず行き詰まる。だからこそ直観や感性をモノサシとして判断し、価値を提供していく必要がある。
絵画や文学に日常的に触れ、人としての奥深さを増すことがビジネスシーンでのセンスにもつながるんだと感じました。
(この本に触発されて、絵の展覧会めぐりをし始めた私です~)
ちなみに山口さんの他の書籍もオススメです。
ニュータイプの時代 武器になる哲学 人生を生き抜くための哲学・思想のキーコンセプト50
つらいと言えない人がマインドフルネスとスキーマ療法をやってみた。
自分の感情をないものとし、感情を出す人を「レベルが低い」と見下す“オレ様”開業医のヨウスケさん。自分の感情より相手の感情を優先して、他人の世話ばかりしてしまう“いい人”心理士のワカバさん。
一見対照的なふたりですが、意外なところが似ています。それはどちらも「つらいと言えない」人たちだということ。
というわけで、そんな人たちがマインドフルネスとスキーマ療法をやってみたら……世界が違って見えてきました!
臨床心理士であり、認知行動療法(CBT)を専門とされている伊藤絵美さんの本。
伊藤さんとヨウスケさん、ワカバさんのやりとりに臨場感があり、ドキドキしながら、どうか2人がトラウマから抜け出し、心が休まりますようにと願いながら読みました。
認知行動療法やマインドフルネス、スキーマ療法について絵や図を交えてわかりやすく
解説されています。
誰しもが持つ「生きづらさ」とどのように抜き合えばよいか?少し心を軽くする方法を教えてくれる一冊でした。
突き抜けるまで問い続けろ
求人サービス「ビズリーチ」などを手掛けるビジョナル。創業からわずか12年で巨大スタートアップを生み出した。急成長、その裏側にある挫折と奮闘……。スタートアップのリアルな急成長物語を通して、本書を読み終わる頃には「問いの立て方」が、心の底から理解できるようになっているはずです。
ビジョナルを起こした南壮一郎氏の奮闘の物語。
読んで感じたことは、南氏は「自分が心からやりたいと思えることは何か」をよく理解し、それを軸に行動を起こしていたということ。
解くべき社会課題と、溢れる「やりたい」想いが一致したとき大きな力となる。
日曜劇場のドラマを見ているかのような臨場感で最後まで止まらず読み進めました。
おわりに
今回は、9月10月に読んだビジネス・実用書の中で最も心に残った4冊を紹介させていただきました。
最近は、仕事に直結しそうな本より、人としての教養につながりそうな本を読むことが多いです。これからも、自分の知識の幅を広げるために、少し専門とは離れた本をたくさん読んでいきたいなと思っています!
紹介した本の中でのご興味が沸く本があれば嬉しいです。
ありがとうございました😊✨
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