本と学びがある生活

自分の世界を広げたい。本を読んで感じたこと、たまに子育てについて書いています。

子供への接し方を考えるきっかけをくれた本3選

 

こんにちは、ブログにご訪問いただきありがとうございます。

本日は【子供への接し方を考えるきっかけをくれた本】を3冊ご紹介したいと思います。

 

子育てに悩んで、誰に相談すれば良いかわからない。

そんな時、いつも私に道を示してくれるのは本たちです。

 

いわゆる子育て本は「理想論」なことが多く、窮屈な気持ちになることもあります。

これから紹介する本は、周りの目に惑わされず、子供の内面に寄り添うことがいかに大切かを私に教えてくれました。

 

子供との向き合い方に悩んでいる方に是非読んでほしいです。

 

 

オードリー・タン 母の手記『成長戦争』

 

 
「私たちが過去に受けた苦難を、誰かがもう一度味わうことがありませんように」――
母親によって描かれた、これまで誰も見たことのないオードリーの横顔、そして家族の物語。

 

オードリー・タンの母の手記である『成長戦争』という本を、台湾在住の日本人ライターである筆者が、日本向けに補完して紹介している本。

 

天才的な頭脳を持ち合わせ、既存の学校教育に合わず苦しんだオードリーとその気持ちに寄り添い続けた母の話。

いかに子供の感情、傷みを受け止めるか。

他の子と同じように教育すべきというプレッシャーの中で子供の心を守り抜く姿にはっとさせられました。 

 

去られるためにそこにいる

 

 

子どもの「問題」には必ず大切な意味がある。カウンセリングの事例から見えてくる親の役割や子どもへの接し方をやさしく伝える。

 

親は子供の幸せを願うあまり、自分が思う「よい」方へ子供を導こうとしたり、問題だと「自分が」考える点を改善しようとする。

しかし「よいとはどういう状態?」「本当に問題?」を一時停止して考える大切さを教えてくれました。

 

この本を読んでいるとき、4歳の息子の言動に少し悩んでいました。

公園でお友達が盛り上がって遊んでいると、「自分が入ると盛り下がるかも」「嫌と思われるかも」と、毎回入れず泣き出す息子。

 

この本を読んで「これは本当に悪いことなのか?」「人の気持ちを考える力がついてきたのでは?」とポジティブに考えられるようになり、繊細な息子に寄り添えるようになりました。

 

導こうとせず一緒に楽しむ

難しいけどやっていきたいです。

 

反省させると犯罪者になります

 

 

犯罪者に反省させるな──。「そんなバカな」と思うだろう。しかし、犯罪者に即時に「反省」を求めると、彼らは「世間向けの偽善」ばかりを身に付けてしまう。犯罪者を本当に反省に導くのならば、まずは「被害者の心情を考えさせない」「反省は求めない」「加害者の視点で考えさせる」方が、実はずっと効果的なのである。「厳罰主義」の視点では欠落している「不都合な真実」を、更生の現場の豊富な実例とともに語る。

 

こちらは以前にも紹介したのですが、何度も読み返したい一冊。

 

刑務所で受刑者支援をしていた筆者。過激なタイトルですが、なぜ問題行動を起こしたか、その内面に向き合わず、上辺だけの反省で済ますと、後々爆発することがあるという話し。

 

どんな子育て本よりはっとさせられる内容。

内面ととことん向き合う大切さを学びました。 

 

おわりに

 

 

今回は、子供への接し方を考えるきっかけをくれた本を3冊ご紹介しました。

どうしても、周りの目を気にしてしまったり、他の子と比べてしまったりすることはありますよね。

 

そんな中でも、子供の内面と向き合い、導こうとせず寄り添う姿勢が大切だと感じました。

何より、楽しむことが一番!!

 

私と同じように、子供との向き合い方について悩んでいる方のお役に立てれば嬉しいです。

最期まで読んでいただきありがとうございました。

 

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