本と学びがある生活

自分の世界を広げたい。本を読んで感じたこと、たまに子育てについて書いています。

【忙しいけど健康でいたいママへ】スキマ時間にできるアーユルヴェーダ式セルフケア

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みなさん、アーユルヴェーダをご存じですか?

私は今まで、アーユルヴェーダといえば、

「高級サロンでオイルを高いところから顔におとす施術?」ぐらいに思っていました。

 

しかしアーユルヴェーダが教えるせかいいち心地よいこころとからだの磨き方」(アカリ・リッピー著)を読んで印象ががらっと変わりました!

 

今回は、三日坊主の私でも続けられているアーユルヴェーダ式セルフケアをご紹介したいと思います!

 

アーユルヴェーダって?

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アーユルヴェーダとは、インド発祥の伝統医療であり、約5000年も前からある健康増進法。本場のインドやスリランカでは政府から医学と認められ、公的保険も適用されるんだそうです!!

 

😲「そんなちゃんとしたものだと知らなかった(すみません)!!」

 

アーユルヴェーダの重要な考え方は

「個人一人ひとりの体質に合わせ、最も効果的なアプローチをする」ということ。

 

例えば、よく「水を2L飲むと良い」とか「納豆を食べると良い」とか、一つの健康法がすべての人に当てはまるような言い方をしていますが、それはアーユルヴェーダ的にはNG.

 

本来人によって必要な水の量や食事の量・種類が異なるので、個々の体質に合うものを取らなければ、なりたい自分にはなれない!

 

流行りものには飛びつきがちな私には「ぐさっと」刺さりました。

 

「西洋医療は症状に対して薬を出すが、アーユルヴェーダは同じ症状でも、人によって出す薬を変える」

 

それくらい、個々の人の違いを考慮し、効果的な治療をするのがアーユルヴェーダの本質なんですね。

 

現代、情報社会で色々な情報が次々と入っていき、本当に自分に必要なものが何かわからなくなっています。そんな時代だからこそ、アーユルヴェーダが提唱する、

「自分にとって本当に必要なことだけを、丁寧に、余裕をもってやる」が大切な気がします。

 

スキマ時間にできるアーユルヴェーダ式セルフケア

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アカリ・リッピーさんいわく、現代女性には「自分の心や体”だけ”と向き合う時間」が圧倒的に不足しているそう。

特に子育て世代では、朝から夜まで子育て・家事・仕事に終われ、自分と向き合う時間なんてないですよね。

 

本では、スキマ時間にでき、かつ自分の心や体”だけ”と向き合うような時間となるセルフケアが紹介されています。

 

紹介されているものは、本当に簡単で、ズボラな私でも取り入れやすいものばかりでした。ここでは、その中の一部を紹介します!

寝起きの太陽礼拝で体がしゃきっと目覚める

朝起きると、体がかたくなっていたり、重くなっていますよね。この状態で一日をスタートさせると思うと気分も落ち込みます。

 

本の中では「たった3分でできる太陽礼拝」が紹介されています!

(ちなみに私はyoutubeにアップされている方の動画を見て覚えました!)

ヨガの動きは筋肉の強度を高めることと、ストレッチの両方を兼ねているので、骨の間や関節の間にたまった老廃物を排泄するのに最も効果的!

 

私も毎朝太陽礼拝をすることで、寝ている間に凝り固まった筋肉が解放されて体が軽くなりました。悩まされていた肩こりも軽減し、とても調子が良いです。

舌磨きで毒素を排出

👩「みなさん、自分の舌を鏡で観察したことはありますか?」

 

もし、白っぽい汚れがたくさん溜まっていたら、それは「体内で消化がうまくいかずに残った毒素」があることを示しているそうです!

ですので、朝一番に舌の上に浮かんだ毒素を取ることが大切とのこと!

 

私は舌磨きをしたことがなかったので、最初は半信半疑で舌磨き用ブラシを使って数日磨いてみたところ、なんとブラシにすごく汚れがついている!!!

 

「えっこんなに汚れている舌を今まで放置していたのか😨」

汚れをみてから恐ろしくなりました。

 

それからは、毎朝欠かさず磨いています。舌の汚れは口臭にもつながりますし、大人のエチケットとしても、毎朝毒素を出し切り、クリーンな体と心でスタートさせると気持ち良いです✨👌

 

本で舌磨きの道具として紹介されているのは「タングスクレーパー」です。これを使い、舌の表面を滑らせて、表面に浮いた舌苔を3~4回こすり取ります。

タングスクレーパーがなければ、大きめのスプーンをひっくり返して、くぼんでいる側でこすりとってもOKとのこと。

 

ちなみに、私は舌用ブラシとジェルを使っています!!安いですし、汚れたら買い替えれば良いので、初めての人はこちらを使うのも良いかもしれません。

 

 

便秘・冷え・肌のくすみを解消する朝一番の白湯

芸能人の方が「白湯」を持ち歩いているという話はたまに耳にしますよね。

白湯とは、水を温めただけのお湯。その効果は、

・内臓が温まることで消化力が高まり、消化と排泄が進む。

代謝が高まり痩せやすくなる。

その結果、「冷え」「むくみ」「肌荒れ」「便秘」「乾燥」などの改善にもつながります。

 

飲みポイントとしては「朝一番、舌磨きのあとに」飲むことだそう。

これは、朝寝ている間に消化された食べ物のカスが内臓に残っているため、白湯を飲み、消化力を高めることで、残りカスの排泄を促すことができるからです。

 

白湯の作り方の一番のおすすめは、直火とお鍋(またはやかん)ですが、ハードルが高いという方は、IHや電子ケトルでもOK.

私も、朝起きた後電子ケトルでお湯を沸かし、マグカップに入れてゆっくり飲める程度まで冷めたら飲んでいます。

 

以前は便秘に悩まされていましたが、白湯を飲み始めてからはお通じが良くなりました✨😊飲んだ瞬間にじゅわっと温かい白湯が身体にしみわたることで、気持ちよく一日をスタートさせられます👌

 

最近は白湯にレモンのスライスを入れた「レモン白湯」にもはまっています!

これは、アカリ・リッピーさんのインスタライブで紹介されていたもの。

便通の改善や疲労回復にも良いとされているレモン。何より、美味しくなるので、白湯に飽きたら、たまにレモンを入れると続きやすいです✨

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「皮膚から食べる薬」オイルマッサージで自分の体を内側から美しく

アカリ・リッピーさんはオイルを「皮膚から食べる薬」と表現されています。

経皮吸収されたオイルは血液に達して全身をめぐりますが、肌に塗るとなんと15分で骨にも達すると言われているそう!そして、油の「油性」が体内の乾燥を緩和し、血液循環やリンパの循環をサポートします。

 

アーユルヴェーダのセルフマッサージで使うオイルは「太白ごま油」

焙煎していないごま油で、透明で香りもほとんどありません。スーパーにも売ってあるので、見たことがある方もいらっしゃるかと思います。これを「キュアリング」と言って、加熱してオイルの成分を変化させてから使います。

やってみよう!という方は、本を読んでいただくか、ネットでもたくさんでてきます!

 

ちなみに私はこのキュアリングが面倒だったので、色々と調べて以下のオイルを使っています!お風呂場で、ベビーを少し待たせつつ、さっと全身オイルでマッサージしています。じっくり時間はかけられませんが、それだけでも肌が潤い、自分自身のリフレッシュにもつながっています✨

本にはマッサージ方法も詳しく紹介してあります♪

最後に

今回は本で紹介されていた”セルフケア”について、実際にやってみた感想を書かせていただきました!!どれも共通するのは、体だけでなく心にもきいているということ。

 

心地よい朝の習慣、1日頑張った自分の体を労わるマッサージ。

どれもスキマ時間でできるものばかりですので、できるものから始めてみてはいかがでしょうか😊💕

 

ちなみに、本には体質別の食事のとり方等も書かれています。こちらに関しても、またブログで書かせていただければと思います✨