本と学びがある生活

自分の世界を広げたい。本を読んで感じたこと、たまに子育てについて書いています。

普通の育児本はもう飽きた?! 子育てにも役立つオススメ実用書3選

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こんにちは😊✨

ブログに訪問いただきありがとうございます。

4歳1歳を育てるママふっこです。

 

皆さん、育児本は読みますか?

 

私はこれまでたくさんの「育児本」を読んできました。

今流行りの「自己肯定感」に関してだったり、怒らない方法だったり。

ただ、内容が似ているものが多く、理想論だけだと窮屈に感じてしまっていました。

 

そこで最近は「育児本」ではないけれど、子育てに対する気付きも得られる本を読んでいます!

 

いわゆる育児本ではないので、自分自身の学びにもつながります‼

子育てに当てはめ考えることで、これまでの育児本からは得られなかった新たな気付きがありました✨

 

今回は自分自身の知識の幅を広げてくれるだけでなく、子育ての役にも立つオススメ実用書3冊を簡単な感想とともにご紹介したいと思います。

 

子育て中の方もそうでない方も、参考にしていただけると嬉しいです😊✨

 

 

反省させると犯罪者になります

 

犯罪者に反省させるな―。「そんなバカな」と思うだろう。しかし、犯罪者に即時に「反省」を求めると、彼らは「世間向けの偽善」ばかりを身に付けてしまう。犯罪者を本当に反省に導くのならば、まずは「被害者の心情を考えさせない」「反省は求めない」「加害者の視点で考えさせる」方が、実はずっと効果的なのである。「厳罰主義」の視点では欠落している「不都合な真実」を、更生の現場の豊富な実例とともに語る

 

著者の岡本さんは、大学での研究・教育活動の傍ら、刑務所での受刑者の更生支援にも携わられた方。

本書は、刑務所での活動を通じて岡本さんが感じた問題行動を起こした者への向き合い方がまとめられています。

 

上辺だけの反省は自分の内面と向き合う機会を奪うことだと岡本さんは言います。

気持ちを抑圧して終わりにすると、それが積もり積もって爆発し、犯罪につながる。

大切なのはなぜ問題行動を起こしたのか、内面をともに探索していく姿勢。

 

本では主に刑務所と教育の場が舞台ですが、子育てにも当てはまります

 

子供が悪いことをしたらつい「ごめんなさいは?!」と言ってしまいがち。

 

しかし自分は本当に悪いことをしたと心から思えることはそんなに簡単でなく、すぐに謝らせてもそれは言葉だけ。

親として「なぜしてしまったのか?」に寄り添い、心の声を聞いてあげる必要があると痛感しました。

 

スマホ

 
平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか? 睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存――最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。

 

ベストセラーとなった本書。

なぜ私たちはスマホが手放せないのか?スマホを使い続けることの影響は?

科学的エビデンスとともにわかりやすく説明されています。

 

脳の報酬システムは「不確かな未来への期待」に最も反応するようできており、SNSはこのシステムを利用して中毒者を生み出しています。

 

スマホが目に見えるところにあるだけで注意散漫になり、目の前の人との会話が楽しめなくなるそう😭

 

そしてスマホ依存により、子供の集中力や学力の低下、精神疾患の増加が認められているとのこと。

 

私たち親世代より長くスマホやSNSと共に人生を歩む子供たち。

スマホに人生を支配されるのではなく、メリットを活かして上手く使いこなせるよう、親として真剣に考えたいです。

 

Dark Horse

 

「ダークホース(型破りな成功をした人)」たちの
最大の共通点は「本来の自分であること(=充足感)」を
追い求めていたらいつの間にか成功していたということ。
学歴もこれまでの経験も関係ない!
誰でも活用できる新しい時代の「成功への地図」が今、ここに明かされる!

 

ダークホースは、本来競馬で番狂わせを起こす馬のことを指しますが、ここでは高学歴・大企業が良しとされる標準化されたレールからはずれ、自分の「フィット感」を大切にして生きてきた結果、最終的に成功した人をいいます。

 

ダークホースたちは自分の中にある「小さなモチベーション」に気付き、充足感を追求していくことで最終的に成功。

そしてこれからの「正解がない」時代は、このダークホース的な生き方が標準的となるとのこと

 

本の後半では「才能」についても言及されています。

「才能は稀なものである」という考えは、入学試験などの「定員制」がもたらす弊害。

本来才能には多様性があり、誰もが何かに秀でている。

 

子供にどんな環境を用意し、才能を伸ばす場をつくってあげられるか。考えさせられました。

 

おわりに

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今回は、自分自身の知識の幅を広げてくれるだけでなく、子育てにも役立つ実用書を3冊ご紹介しました!

 

いずれの本も独自の切り口で現代社会の闇に切り込んでいます。

いわゆる育児本ではないのですが、だからこそ押しつけがましくなく、考えさせられました。

 

興味を持っていただけたら、是非一読してみてください ♪

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!!

 

こちらもよろしくお願いします♪

fukkofuwari.hatenablog.com

 

 

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