本と学びがある生活

自分の世界を広げたい。本を読んで感じたこと、たまに子育てについて書いています。

【本感想】尾石晴さん「ライフシフト習慣術」~第二の職業人生について考える~

f:id:fukkofuwari:20210925163811j:plain

 

こんにちは!

4歳、0歳2人の男の子を育てるママふっこです👶

 

このブログでは、ママになっても学んで成長したい!そんな私に刺さった本、気付き、子育てについて書いています📚

 

今回ご紹介するのは尾石晴(ワーママはる)さんの本ライフシフト習慣術」

私はこの本に出会い「第二の職業人生」について考え、新たなチャレンジを始めることができました。

 

・これからのキャリアをじっくり考えたい人

・働きかたの選択肢を知りたい人

・子育てとキャリア形成に不安を感じている人

 

そんな方にお勧めです!

キャリアについて考えるきっかけ

f:id:fukkofuwari:20210925164246j:plain

 

私が自身のキャリアについて考えるきっかけとなったのは、子供が産まれたこと

 

「勤務地が遠いと子育てと仕事の両立が難しい」

「将来子供の病気や素行不良?!で仕事を辞めざるを得ない時が来るかも」

 

友人の中には、子供が小さいときは仕事をやめて専業主婦になり、将来独り立ちしてからまた復職という人もでてきて、さて、私はどうしようと考え始めました🙄。

 

尾石晴さん著「ライフシフト習慣術」

f:id:fukkofuwari:20210925164340j:plain

 

キャリアについて漠然と不安を抱えていた私が読んだ本が尾石晴さん「ライフシフト習慣術」です。

こちらの本は、Voicyトップパーソナリティとして知られるワーママはるさんが書かれたもの。はるさんは、元は外資系メーカーの会社員でしたが、お子さんが産まれたことをきっかけに、キャリアを再考。今は会社員を辞め、不動産投資・発信業・ヨガインストラクター等複数の収入経路を確保して生活しながら、第二の職業人生を模索する「サバティカルタイム」を取得されています。

 

👩「まさにライフシフト(=人生の向きや位置を変え、人生に変化を起こす)を実践されている方✨」

 

他にもライフシフトに関する本はありますが(最も有名なのはリンググラットン、アンドリュースコット著LIFE SHIFT)、こちらの本は同じワーママであるはるさんが試行錯誤の末にたどり着いた考え方がまとめられており、共感しながら読み進められ、これからの働き方について考え直すヒントをたくさんもらいました

 

特に印象に残っているのは人生100年時代、職業人生は、人生に二度やってくる」というお話。

 

近年ライフシフトの必要性が叫ばれている理由の一つに、技術の進歩により人の寿命が延びていることが挙げられます。人生100年時代」といわれ、例えば60歳で定年を迎えても、後40年もあります。

 

「例えば本当に100歳まで生きるとして、定年後40年何をして過ごしますか?」

 

趣味を謳歌するのは一つですが、「仕事」には、社会との関わり・貢献することの喜び・金銭的不安の解消、健康増進等メリットがあります。

 

書籍の中ではるさんは、そんな人生100年時代の仕事への向き合い方について、

「複数の職業人生を生きる」ようになると書かれています。

 

例えば、生き方の一つとして40歳で自ら定年を設定する「40歳定年説」。

一つ目の職業人生を20年ほど過ごしたら、その後はその経験やスキルをベースに持った上で、個人でやりたいことや楽しいこと、興味関心を含む定年を迎えないような第二の職業人生をスタートさせます

 

はるさんがまさに実践されている生き方です。

 

とはいえ、定年のない好きな仕事?と考えてもすぐには思いつきません。

 

本では、「やりたいこと」を考えているよりもまず色々な経験を積むことがスタートとしては大事だと書かれています。

 

例えばはるさんは、ヨガインストラクターをされていますが、元々インストラクターを目指していたわけではないそう。ヨガを好きで続けていて、その「経験」がきっかけでインストラクターの資格を取得され、さらには現在スタジオ経営もされています。

つまり、好きだから継続していたものが、第二の職業人生の「種」になったのです。

そして、会社員時代の「交渉力」「プレゼンスキル」等は、ヨガスタジオ運営やレッスン提供に結びついているそうです。

まさに過去の「経験」が今につながっているのです

 

本に引用されていて、私もすごく心に刺さった言葉が、スティーブ・ジョブズスタンフォード大学の卒業式で言った言葉です。

 

「先を見通して点をつなぐことはできない。振り返ってつなぐことしかできない。だから、将来何らかの形で点がつながると信じなければならない」

 

今の行動がいつか将来の「種」になる。

そう信じて、行動を起こすことが大切だと改めて実感しました。

 

これからのキャリアについての考え方

この本を読んで、私もこれからのキャリアについて考えることにしました。

その時参考にしたのが本に紹介されていたキャリアの「マイものさし」

◎できること 

持っている資格や、本業で培ったスキル、経験数が長いものや収入を得ていること

◎やりたいこと 

人に言われなくてもやってしまうことや、過去から最もお金と時間を使っていること

◎やるべきこと 

いつか人生で成し遂げたいと思っていることや、理想の自分を思い浮かべたときに必要なこと

 

私も考えてみましたが、最初はうまく思いつかず。

😢「自分ってなんて平凡なんだろう」

と落ち込みました。

 

ただ、少し考え方を変えると見えてきたことがあります。

 

それが、「切り口を変える」こと。

 

例えば私は理系で研究職。学生時代は昼夜問わず研究に没頭し、それが苦ではありませんでした。ただ、今の職場だと周りが全員同じ属性で、私よりもレベルの高い論文を書いている人がたくさん。決して「できること」「好きなこと」に研究は挙げられませんでした。

 

しかし、少し切り口を変えて、「ワーママの中では?」「30代女性の中では?」と考えたとき「もしかしたら珍しい方かも?」となります。

 

そんな風に切り口を変えるだけでも、「できること」「好きなこと」は見えてきます

 

より簡単なのは、目の前の人と自分との「違い」を探すこと。

例えば仲良しのママ友さん。とても考え方が似ていて話が合うのですが、

その方は本は全く読まず、情報源はテレビ番組やyoutubeとのこと。こういった日常の会話からも「私本が好きなのかも」と改めて気づきます。それが積み重なりかけ合わさることで、自分が見えてきます。

※ここでのポイントは優劣ではなく「違い」を見つけること!

まとめ

ライフシフト習慣術」を読み、第二の職業人生について考え始めることができました。といっても、「これがやりたい!」というイメージはまだないのですが、

本に書いてあった通り、まずは自分の興味関心に従い、小さなことから経験を積んでいき、それが将来の「種」となると信じて続けていきたいと思います

 

ちなみに、このブログがその一つです。始めてみて、文章を書くことが苦ではなく、

色々な人とつながれることが楽しいことがわかりました😍‼

 

今すぐ転職とか副業とか考えているわけではなくても、将来のキャリアについての考え方を知りたい方、是非読んでみてください‼✨😊